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Nexus 6Pのブートループを直す - 動作コア数を8から4に。

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新年早々、Nexus 6Pがぶっ壊れた。軽快に動作をしていたのが、突如フリーズし、再起動ループに。2,3回で抜け出せる時もあれば、数十回ループしてしまうこともある。

Nexus 6P bootloop

メインの携帯として使っていて、まだ月賦も1年残っている以上、放置しておくことは難しい。しかし、xda-developersというサイトに修復方法が記載されていたので修復していく過程とともに紹介していきたいと思う。

どうやって直すか簡単に説明

スマートフォンには、SoCというものが必ず搭載されている。CPUやWi-FiGPS等のあらゆるシステムが搭載されており、スマホにとって必要不可欠な存在である。今回はその中でも、CPUの部分をちょっとだけ弄る。弄ると言っても分解はしない。

基本的に、CPUはコア数が多いほど高性能。Nexus 6PのCPUはオクタコア(8コア)なのだが、今回はそのうちの4つしか動かないようにし、クアッドコア(4コア)で動作するように内部のデータを書き換える。

https://forum.xda-developers.com/nexus-6p/general/guide-tutorial-nexus-6p-bootloop-death-t3716330

このサイトを参考にした。Mr. squabbi, thank you so much... 

※この方法で、僕は実際にNexus 6Pのブートループを直した。しかし、ブートローダーアンロック状態のままだと、メーカーの保証が効かなかったり、修理を受け付けてもらえなかったりなどさまざまなリスクを背負う。また、失敗することで起動すら不可能になることもあり得る。そのため、何かあっても自己責任で試してほしい。 

Nexus 6Pのブートループを直す

準備

準備段階で、

  • パソコンでADBコマンドが使えるようにしておく
  • ブートローダーをアンロックしておく
  • 携帯のデータのバックアップをとっておく
  • 必要なデータをダウンロードしておく

必要がある。ADBコマンドが使えるようになる設定はインターネット上には多く情報があるので、今回はその手順を省略する。 

最低限必要なデータ

また、最低限必要なデータは、

  • 携帯のファクトリーイメージ(このページからダウンロード可能、"angler for Nexus 6P とあるのが該当部分")
  • パッチが適用されたbootファイル(2018年1月4日時点で最新のファイルはこのページからダウンロード可能)

なお、bootファイルは携帯のシステムのバージョンと合わせる必要があるので、自分で確かめてダウンロードしよう。

今回利用したファイルは、

  • 8.1.0 (OPM3.171019.013, Jan 2018)<ファクトリーイメージ>
  • 4core-patch-boot-angler-opm3.171019.013.img<boot>

である。 

ブートローダーアンロックは以下の通り、Windowsならコマンドプロンプトから

コマンドとして、「fastboot flashing unlock」を入力し、EnterでOK。端末の画面が変わったらYESをタップ。

この時に端末内部の個人データは全部消える。忘れずバックアップを。

修復手順

その後の手順は以下の通り。コマンドプロンプトを利用する。

  1. ダウンロードしたファクトリーイメージを展開し、bootloaderとradioを抽出。
  2. ファクトリーイメージの中の 'images-angler-xxxxx.zip' というファイルを開く。
  3. その中からsystemとvendorを展開。
  4. 携帯のブートローダーを起動させる。(電源ボタン+音量上下同時押し)
  5. ブートローダーの更新(コマンド: fastboot flash bootloader *drag in extracted bootloader image*)
  6. ブートローダーの再起動(コマンド: fastboot reboot-bootloader)
  7. Radioの更新(コマンド: fastboot flash radio *drag radio image here*)
  8. パッチ化されたbootを焼く(コマンド: fastboot flash boot *drag 4core patched boot image here*)
  9. システムの更新(コマンド: fastboot flash system *drag extracted system image here*)少し時間がかかる。
  10. Vendorの更新(コマンド: fastboot flash vendor *drag extracted vendor image here*)
  11. パッチ化されたTWRPを焼く (省略可)(コマンド: fastboot flash recovery *drag patched TWRP image here*)
  12. リカバリーモードで再起動する(11.を省略した場合、省略)
  13. MagiskのzipをTWRPを使って焼く(11.を省略した場合、省略).
  14. 再起動。

(*で囲まれている部分には書き込むファイルの場所を入力するが、ファイルを直接プロンプトにドラッグ&ドロップすることで入力できる)

今回は11~13を省略したが、何ら問題なく動作している。

8コア→4コアで動作は重くなったのか?

ご覧の通り、CPU 4~7が停止している。このため、バッテリーセーバーが使用不可になった。

動作コア数を減らしたということで、動作は重くなったのだろうか。今のところ、時々スクロール等がカクつくようになった印象を受ける。だが、高性能のグラフィックを求めるゲームをしないのなら日常での使用に問題はないだろう。

なお、Antutu、Geekbenchでのスコアは以下の通り。

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まとめ

数ヶ月前にも同様の症状が発生し、Y!mobileへ持ち込むと修理ということで20,000円との見積もりが出た。落下時の衝撃で、音量上ボタンが少し凹んでいるのを指摘されたのだ、常にボタン反応が起きているわけではないのに。
20,000円あれば、中古のタブレット買ってそれでやっていけるやん、と思い、調べていたところ、直す方法を見つけることができた。

この方法に辿り着くまでにしばらくかかったので、今度からはちゃんとキャリア補償に入った方がよい、と思った。